炭素骨格修飾用試薬

メチルホスホン酸アミダイド

S-メチルホスホン酸アミダイドは、標準的なCEホスホアミダイドのDNA合成プロトコールを用いた合成機で、1つ以上のメチルホスホン酸リンクを持つオリゴDNAを合成する時に使用します。  しかし、脱保護方法や精製方法は、各モノマーによって異なりますので、それぞれの手順については各製品に添付された説明書をご参照下さい。

dCモノマーには、保護基にアセチル基を使用しています。1 この保護基は、切出しステップで水酸化アンモニウムによって切断され、エチレンジアミン エタノール溶液を用いた脱保護処理中はdC塩基への不要な導入反応を防ぎます。

商品商品番号 Pack価格($US)
10-1100-02 0.25g 50.00
  10-1100-05 0.5g 100.00
10-1115-02 0.25g 50.00
  10-1115-05 0.5g 100.00
10-1120-02 0.25g 50.00
  10-1120-05 0.5g 100.00
10-1130-02 0.25g 50.00
  10-1130-05 0.5g 100.00

参考文献

(1) M.P. Reddy, F. Farooqui, and N.B. Hanna, Tetrahedron Lett., 1996, 37, 8691-8694.

 

 

メチルホスホアミダイド

グレンリサーチでは、長い間、β-シアノエチル(CE)ホスホアミダイドのシアノエチル基が不安定で保護基として利用できない場合には、代わりにメチルホスホアミダイド製品を提供して来ました。 メチル基はチオフェノールで特異的に脱離するので、電荷を持たないヌクレアーゼ耐性のメチルホスホトリエステル結合を合成する為、このようなモノマーの使用が試みられる事がありますが、この結合は水酸化アンモニウム中で不安定で通常のリン酸ジエステルを形成してしまう上、オリゴDNA鎖が若干切断されてしまうので実用化されませんでした。

現在、このような目的には、ウルトラマイルド メチルホスホアミダイドをご提供しております。 このモノマーを使用して合成されたオリゴを、炭酸カリウム メタノール溶液中で脱保護処理するとメチルホスホトリエステル結合が得られます。 この結合は電荷を持たず、その構造はジアステレオマーなので、そのオリゴの取り扱いはとても難しくなります。 このように、通常のウルトラマイルドCEホスホアミダイドと共にこのモノマーを使用すると、キメラ分子の生成が可能になります。 dG残基が比較的多く存在するオリゴDNAの合成には、キャップA試薬に無水フェノキシ酢酸(PAc2O)の使用を推奨しております。 これによって、無水酢酸キャップ用混合液の使用によって起こりうる、dGの保護基であるイソプロピル-フェノキシアセチル基(iPr-Pac)がアセチル基と入れ替わってしまう現象を防ぐ事ができます。

商品商品番号 内容価格($US)
10-1301-02 0.25g 25.00
 10-1301-050.5g 50.00
 10-1301-101.0g 100.00
10-1315-020.25g25.00
 10-1315-050.5g50.00
 10-1315-101.0g100.00
10-1321-02 0.25g 25.00
  10-1321-05 0.5g 50.00
  10-1321-10 1.0g 100.00
10-1330-02 0.25g 25.00
  10-1330-05 0.5g 50.00
  10-1330-10 1.0g 100.00

ウルトラマイルド 溶媒/試薬

商品商品番号 内容価格($US)
Aキャップ混合液
40-4210-52200mL120.00
(ABI)40-4210-57450mL260.00
40-4212-52200mL115.00
(Expedite)40-4212-57450mL250.00
脱保護液
60-4600-3030mL30.00
 

H-ホスホン酸エステル モノマー

グレンリサーチのH-ホスホン酸エステル製品は、HPLC分析によって合成確認を行っております。 H-ホスホン酸エステルは、特にホスホアミダイドを利用した化学合成では不可能な、ヌクレオチド間のリンカー修飾に使用されています。 硫化反応は合成機で行うため、このモノマーは、主に放射性標識を施したホスホロチオエートの合成で使用されています。 このモノマー製品は、ABI対応のバイアル包装でご提供しています。

商品商品番号 Pack価格($US)
10-1200-020.25g30.00
 10-1200-050.5g60.00
10-1210-02 0.25g 30.00
  10-1210-05 0.5g 60.00
10-1220-02 0.25g 30.00
  10-1220-05 0.5g 60.00
10-1230-02 0.25g 30.00
  10-1230-05 0.5g 60.00

略号

I2 = ヨウ素e
TEA = トリエチルアミン
THF = テトラヒドロフラン

 

H-ホスホン酸エステル 試薬

全ての溶媒/試薬製品は、最高品質の合成効率を実現するため、厳密な処方によって調整された後、0.2ミクロンの分子篩にかけて微細混入物を取り除いて包装を施しています。

商品商品番号Pack価格($US)
(モノマー及びキャップ液用アクチベーター)
40-4550-50 100mL 24.00
(希釈剤)
40-4551-50 100mL 24.00
(希釈剤)
40-4510-45 45mL 36.00
(キャップ液)
40-4500-51 150mL 28.00
(中和剤)
40-4500-60 960mL 90.00
(洗浄用溶媒)
40-4531-45 45mL 12.00
40-4532-45 45mL 12.00
(*両方の試薬は、H-ホスホン酸リンクの酸化剤として一緒に使用します。)

 

硫化用試薬

グレンリサーチの硫化用試薬は、CEホスホアミダイド法を利用したホスホロチオエート結合の形成に使用します。 この製品には以下のような特性を持たせています。:

1) アセトニトリルに良く溶解するため、自動DNA合成機で安全に使用できます。
2) 硫化反応の時間は短く、30秒間で完了するので、小スケールでの合成が手軽に行えるだけでなくスケールを増加しても十分な反応が期待できます。
3) 反応効率が高く、96%以上の結合がホスホロチオエートで、残りはリン酸ジエステルが生じます。
4) この試薬溶液は適切な条件下で、少なくとも1ヶ月は安定な状態を保ちます。

硫化用試薬のご注文時には、ご使用の合成機に対応したシラン処理済ボトルも併せてご注文下さい。 試薬のご注文時にこのボトルもご用命頂いた場合、このボトル1本を無料でご提供させて頂きます。 このシラン処理ボトルは、アセトニトリルで洗浄後、十分に乾燥させると再利用が可能です。 シラン処理ボトルの価格は以下の価格表に記載しております。 この試薬は使用時にアセトニトリルで1g/100mLの濃度に希釈して下さい。

商品商品番号内容価格($US)
40-4036-10 1g 50.00
  40-4036-20 2g 100.00
シラン処理済ボトル(硫化用試薬のご注文時には、ボトル1本無料)
40-4036-A1 each 10.00
40-4036-A2 each 10.00
40-4036-C1 each 10.00
40-4036-C2 each 10.00
40-4036-C3 each 10.00
40-4036-C4 each 10.00
40-4036-B1 each 10.00
40-4037-10 1g 50.00
(約0.05M 溶液を得るには、アセトニトリルで1g/100mLの濃度に希釈して下さい。) 40-4037-20 2g 100.00
40-4137-51 100ml 100.00
  40-4137-52 200mL 200.00
  40-4137-57 450mL 450.00

知的所有権

この商品は、米国特許No.5,003,097に基づいて使用許諾契約を受けて販売しております。

 

 

 

硫化用試薬II

硫化用試薬