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2’-Se-メチル-RNAモノマーRNA分子やRNA-タンパク質及びDNA-タンパク質複合体の3次元構造を高い解像度で決定する事は、分子レベルでの生体系での生化学的反応を理解する上で非常に有用な事です。 X線結晶構造解析は、これらの分子の構造決定に利用される最も直接的で強力なツールの一つとなっています。 最近では、核酸分子中の酸素原子をセレン原子に置き換えた誘導体を利用する革新的な方法が成果をあげていると発表されています。1-3 セレンから発せられる多波長異常分散(MAD)信号は、臭素とほぼ同等である事がわかっており、このセレンMAD位相整合法が、核酸のX線結晶構造解析における従来の臭素MAD位相法に代わる手法として注目されています。 2'-Se-メチル-Uは、セレン標識dUとしてだけでなく、X線結晶構造解析におけるRNA又はDNAへ結合するウラシルとしての両面から使用が可能になっています。
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参考文献(1) N. Carrasco, D. Ginsburg, Q. Du, and Z. Huang,
Nucleosides, Nucleotides, & Nucleic Acids, 2001, 20, 1723-1734. | ||||||||||||||||