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ヌクレオシドα-チオ3リン酸NAIMへの利用に加えて、α-チオ3リン酸エステルの用途は多岐にわたっています。 通常、汎用される標準ヌクレオシドや2'-デオキシ-ヌクレオシドα-チオ3リン酸エステル関連の試薬製品は継続して追加し続けています。 現在、ご提供している試薬は、NAIMに適した濃度になっていますが、ご希望のカスタム試薬がありましたらいつでもお問合せ下さい。
α-チオ三リン酸エステルは、pH7、TE緩衝液(10X濃度)中では、ナトリウム塩を呈しています。 この濃度は、ポリメラーゼ反応によって導入するのに最適な濃度となっています。
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分子内抑制型ヌクレオチド蛍光レポーター試薬核酸を酵素反応によって蛍光標識する方法は、いくつか開発されています。 dNTP類似体は、PCRやニックトランスレーション、ランダムプライミング等、蛍光標識を直接DNAへ導入する1か又はビオチンなどのハプテンを介する間接的な方法2のいずれにでも、使用することができます。 非常に高い導入効率が報告されている3にもかかわらず、これら全ての手法では、ダウンストリームと相補させる前に導入しなかった標識の残渣を取り除く手間が必要となります。 この一連の実験に必要となる試薬群を分子内抑制型ヌクレオチド蛍光レポーター試薬(IQN:Internally Quenched Nucleotides)と呼び、これらは、ローラーサイエンティフィック社(Lawler Scientific, LLC)が開発した製品です。 この試薬には、蛍光リポーターが核酸塩基に、更にクエンチャー残基がγ-リン酸に結合しているヌクレオシド3リン酸エステルが含まれています。 このヌクレオチドは、クエンチャー残基が酵素によって切断されるまで非蛍光性のままになっています。 従って、IQNは、核酸に導入されるまでは非蛍光であり、適切に精製されていれば、従来のDNA標識の観測法では良く見られたバックグラウンドでの蛍光発行は起こりません。
開発当時のIQN試薬には、γ-リン酸にダブシル(スルホニル)クエンチャーリンクが結合しているフルオレセイン-dUTPが含まれていました。 フルオレセインとダブシル(スルホニルリンク)は、両者の光物理的制御法や相互作用に関する情報が様々な文献上で発表されており、試薬の適応に最適であったため、これらを製品化しました。4 このIQN試薬は、水性溶媒に可溶で、溶液中で安定です。
好熱性DNAポリメラーゼは、逆転写酵素に比べて基質特異性が高い傾向を示します。 広範囲な構造-活性相関データを参考にして、ローラーサイエンティフィック社は、リアルタイムPCRに使用できるよう、極力修飾を減らしたIQN試薬を開発しました。 第2世代のIQN試薬製品には、固有の蛍光性を持つ核酸塩基であるピロロ-dC5を蛍光物質として利用し、ダブシル(カルボキシ)をクエンチャーとして利用した試薬が追加されています。
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知的所有権これら製品の所有権はローラーサイエンティフィック社(Lawler Scientific, LLC)にあり、同社からの商用許諾契約を受けて製造販売しております。 この商品の使用許諾契約には、いかなる商用許可も含まれておらず、この製品の商用権は、ローラーサイエンティフィック社より直接受ける必要があります。.
参考文献(1) H. Yu, J. Chao, D. Patek, R. Mujumdar, S. Mujumdar, and A.S. Waggoner, Nucleic Acids Res., 1994, 22, 3226-32. (2) X. Li, W.M. James, F. Traganos, and Z. Darzynkiewicz, Biotech Histochem, 1995, 70, 234-42. (3) T. Tasara, et al., Nucleic Acids Res., 2003, 31, 2636-46. (4) S.A.E. Marras, F.R. Kramer, and S. Tyagi, Nucleic Acids Res., 2002, 30, E122. (5) D.A. Berry, et al., Tetrahedron Lett, 2004, 45, 2457-2461. |
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